DVDの中身
三科真澄監修のソフトボール守備の極意DVDの中身は、キャッチボールの基本動作から、ノックでの応用、ゲッツでのベースの入り方やタッチプレー、カットマンの入り方など、様々な野手に必要な技術のコツや練習方法が余すことなく紹介してあります。
Disc1
キャッチボール
ゴロ捕球(手投げ)
ランナー1塁の時のショート・セカンドの動き
ベースの入り方
ノック(応用)
ショートバウンド
Disc2
バント処理(三塁手)
カットプレーの練習・応用
フライの捕り方
外野フライ
外野ゴロ捕球
背走(フライ)
グローブの出し方
外野手の背面フライ
以上が三科真澄監修のソフトボール守備の極意DVD2枚組の中身(収録内容)です。
実際に見た感想
映像も鮮明で、声も明瞭で聞き取りやすいです。各ポジションごとに三科さんが実演でやって見せてくれているのでとても分かりやすくなっています。とにかく守備に特化しているので内容が凄く濃いです!!
Disc1ではキャッチボールからはじまり、ソフトボールの基本の投げる、捕るという基本的な技術が詰まっています。
子供の遊びのように思うかもしれませんが、初めてボールを握る初心者には、意外と難しいものです。
その為、指導者の方は丁寧にソフトボールならではの体の使い方を教えてあげることで、その後の上達が大きく変わってくると思うのです。
一流選手ほど、基本練習を大切にしており、このDVDでは、基本フォームやクイックスロー、構えなど、ソフトボールならではの守備の体の使い方が習得できるように、詳細に解説してあります。
また、守備の練習では、個人の捕球から送球までの技術力向上とチーム全体での連携やカバープレーを徹底してレベルアップしていくことが中心になってきます。
当然、ポジションによって意識するポイントも変わります。
外野手は守る範囲が広いので、捕球・送球の技術練習の中で打球のコースを素早く判断する意識も必要になります。
背面フライでは、フリィスビーを使ったキャッチングの練習方法なども紹介してあり、「これは面白いなぁ〜」と思いました。
内野手の守備は、バッターが打つと同時に動き出せる反能力が勝負になり、それと同時にスピーディーで確実な捕球力、送球が求められますが、それらが全て強化出来ます。
ショートバウンドでは、グラブをはめないで行う練習なども紹介されてあり、感覚を掴むにはもってこいだと思います。
評価(まとめ)
ソフトボールの野手は9人、各ポジションすべてに違った役割がありますが、いったん間違った癖がついてしまうと、後から直すのが大変ですし、なかなか守備が上達できません。
私もベースの入り方など、勘違いしていたことや、市販本などでは分からない知らないこともたくさんあったので、選手の上達はもちろん、指導者の方にも教える上で非常に参考になると思いますよ。
但し、DVDを見て本気で取り組まないようなら、お金の無駄です。ですが、少しずつでもいいので普段の練習に取り入れ本気で取り組めば、効果は絶大でしょう。