守備の実戦練習でチームのレベルアップを!
ソフトボールで守備がうまくなれる方法を知りたいと思っている選手は多いと思います
守備がうまくなるには、基本を大切にした反復練習しかありませんが、もう一つ大切なのが状況把握すること。
なぜなら、ランナーがどこにいるか、何人いるか、どの塁にいるかといったシチュエーションによって守り方も変わってくるからです。
なので、チームとして効果的な守備の実戦練習としては、できるだけ具体的な試合の場面を想定して練習しましょう。
実際にランナーをおいて、走らせながら練習することが大切です。
例えば、ノーアウト、ランナー一塁の時の送りバントに対する守備練習をするなら、バッターを立たせ、ランナーを一塁に置きます。
内野手は前にダッシュしていけるところで構えておき、指導者がバントを想定したノックを打ち、バッターと一塁ランナーは走り、内野手が捕って二塁、もしくは一塁へ投げる。
その際、打球が」どこに転がるかでどこに投げるかの判断もかわってきます。
一塁側に転がった打球なら、ファーストがダッシュして捕球し、二塁、一塁へ投げます。
その際、セカンドは一塁、ショートが二塁ベースに入るようにします。
ピッチャー前に転がった打球なら、ピッチャーがダッシュして捕球し、二塁、もしくは一塁へ投げます。
セカンドが一塁、ショートが二塁に入ります。
三塁側に転がった打球の場合なら、サードがダッシュして捕球し、二塁、あるいは一塁へ投げます。
同様にセカンドが一塁に、ショートが二塁ベースへ入ります。
ランナーが一塁のときのバントシフトは、基本的に二塁でアウトを取るつもりで守りますが、捕球と同時にランナーを見て間に合わないと判断したら一塁に送球するようにするのがセオリーです。
ボールを捕球しなかった内野手はベースを開けないようにカバーに入ります。
この守備の実戦練習を繰り返し行うようにします。
その結果、自分の守備ポジションに対する理解も深まりますし、連携やカバーのプレイの質も上がるはずです。
いずれにしても、一つのプレーに対し全員が動いているので、具体的な場面を想定した守備の実戦練習でチームのレベルアップをしていきましょう。
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